ネギ類が原因でアレルギーとなり発疹が出ることも

食物アレルギーにも卵やソバで出るもの、小麦が原因となるものなど、色々な種類があります。もちろん野菜や果物が原因になることがありますので、ある日突然発疹や熱が出たという場合は、その前日に食べた料理や食品によるものと考えられることもあります。
ネギ類もアレルギーの一因となることがあります。元々玉ネギや長ネの白い部分には、硫化プロビルという物質が含まれています。この硫化プロビルによって、あの独特の辛みが出るのですが、同時にアレルギーを起こすもとともなり、生で食べた時のみならず、生の状態で触った時や、近くで空気を吸い込んだだけでも発疹が出ることがあります。しかし熱を加えるとセバリンという物質に変化し、この状態では発疹が出ないという人もいます。そのような人は、ネギ類は火を通して食べることをお勧めします。
しかし熱を通した状態でも発疹が出てします、そのような場合は、二硫化アリルという物質に対するアレルギーの可能性が高いです。この二硫化アレルはネギ類以外にも、らっきょう、ニンニク、ニラなどに含まれていて、加熱しても変化が起きません。元々人間の体には、この物質に対する消化酵素があるのですが、その酵素に異変があった場合は、アレルギーの原因となってしまうのです。
もしアレルギーがあってネギ類を料理する場合は、手袋をしたり、フードプロセッサーを利用するなどして、直に触るのを防ぐことが大事です。また冷蔵庫で冷やすことで硫化プロビルの拡散を抑制できます。熱を通したものであれば大丈夫な場合は、調理前にレンジで加熱するようにしましょう。それから食物アレルギーの検査は、出来ればアレルギー科などを受診するのがお勧めですが、内科でも十分対応できます。